2011/10/03

「ワインのちから」


ランチにしては遅くディナーには程遠い、中途半端な時間に始まった「昼“過ぎ”呑みワインパーティー」。
この曖昧な時間設定が、お客様の心を完全に開放させたのでしょう。
タンニンで染まった歯や唇も気にもせず、皆さん丸出しの笑顔。
最初のエレガントな雰囲気が、終盤には踊りの無いリオのカーニバル。
残念ながら、彼の様な御方様はいませんでしたが…


酔わないわけが無い今回の内容。
主役のワインは、全てチリの「エチェヴェリア・ワイナリー」の上等品・約60本。
ワイナリーオーナーの「ロベルト・イグナシオ・エチェヴェリア氏」が、本国チリより来福。お客様ひとりひとりへのワインサービスをしていただく、至れりつくせりのおもてなし。
口調・振る舞い、とても優しい紳士で、ワインを注ぐ手も両手添えの、呑ませ上手。
終盤は、その両手が淑女達の腰にまわり、沢山の写真を撮られていましたが…(笑)、やはり南半球出身の男性は熱いのです。


お食事は、一部、「Telas  mico」さんのオーナーシェフ・久保田氏の、季節感あふれる美しいケータリングフードが参りました。
氏のキャリアをお聞きしてびっくり。ロバート・デニーロ&松方伸幸氏の「NOBU LONDON」、ピエール・ガニュエール氏の「Sketch」、そして「Zuma」で調理を経験。未だに、自店のオーナー兼フリーランスシェフとして、海外を飛び回っているとのこと。恐ろしや…と思いきや、ご本人・助手の皆様、とても素敵な方々でした。


ガレリアからは、各種前菜・お肉料理にパスタetc...盛り沢山。



ゲストになりたい…浴びるほどワインが呑みたい…雑念だらけの我々のサービスも、気にもとまらない程の盛り上がり。
このパーティーの後、初めは見ず知らずだったお客様同志で、二次会を開催。夜中まで呑み続けていた様です。

ワインの味わい表現の一つに、「コーダリー=1秒」という表現言葉があります。偉大なワインであればある程、ワインを飲んだ後に依然として口の中に残る味わいと香りは、長くなります。
そして、偉大なワインのコーダリーは、12コーダリー~20コーダリーと言われています。
この、パーティーのコーダリーは、何万コーダリーになったのでしょうか?
土壌や、天候、様々な人の努力の結果で完成された美味しいワインが、人を酔わせ、狂わせ?、繋げる血となるのです。

素晴らしき「ワインのちから」。

今回、この素晴らしいパーティーを主催して頂いた「ほしくま酒店」様、「エチェヴェリア・ワイナリー」関係者の皆様、多くのご来場の皆様、誠にありがとうございました。



10月の営業案内

*誠に申し訳ございませんが、以下の日時に尽きましては、貸切営業とさせていただきます。

10.08.sat   14:00-21:00 CLOSE [Lunch OS/13:00]
10.09.sun  16:00-21:00 CLOSE [Lunch OS/15:00]
10.10.mon 16:00-21:00 CLOSE [Lunch OS/15:00]
10.11.tue   店休日

10.19.wed  17:00-24:00 CLOSE [Lunch OS/16:00]
10.20.thu   17:00-24:00 CLOSE [Lunch OS/16:00]
「モレーナ・ヴェローゾ・ジャパンツアー」
10.22.sat   16:00-24:00 CLOSE [Lunch OS/15:00]
10.31.mon 17:00-24:00 CLOSE [Lunch OS/16:00]
「ももちひろこ“ロコカフェ・ライブ」